2020年07月28日

私的名馬列伝 第三十二話 カリフォルニアクローム

★はじめに

 近代競馬においては、とりわけ強い牡馬は早い段階で種牡馬入りする傾向が強くなっています。
 それは種牡馬ビジネスの隆盛がもたらす要因ではありますが、結果的に歴史的な名馬ほど、多くのレースを走る事なく引退を余儀なくされ、本当の強さがわかりにくい、という弊害もあります。
 やはりチャンピオンホースであれば、自分より上の世代・下の世代の一線級をも蹴散らして、長く一時代を築いて欲しい、というのがファンの本音になるでしょう。

 本稿の主役・カリフォルニアクロームは、アメリカ牡馬のトップホースとしては珍しく、6歳初頭まで現役生活を続け、そして3歳時から引退間際までチャンピオンホースであり続けた希有な存在です。


 それだけに様々なドラマを抱えてもおり、列伝で取り組むには中々歯応えのある馬になります。
 今年からは種牡馬として日本に輸入されている事も含め、その来歴を振り返っておくにはいいタイミングだと思うので、それなりに適宜コンパクトにまとめつつ、になるとは思いますがお付き合いくださいませ。


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posted by clover at 10:17| Comment(4) | 名馬列伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする