2019年04月22日

2019 天皇賞・春 プレビュー

★はじめに

 さて、今週はいよいよ平成ラストのGⅠ、伝統の春の天皇賞ですね。

 平成、という時代で春天を考えてみると、最初の10年ちょっとくらいは強い馬が強いレースをするレース、そこから転じて、強い馬は強いけど適性のある馬が少なくなり、勝ち目のない戦はしない、とばかりに出走頭数が減少した時期が6~7年ありました。
 そして2000年代半ばくらいからは逆に、コースバイアスなどの影響と、本格的なステイヤー型の名馬がいなくなった事で、ある程度適性と運があればチャンスは出てくる、という感じに出走頭数だけはほぼ毎年フルゲートになり、それでもなんだかんだでそれなりの馬が勝ってきた10年あまり続いてきた、と感じられます。

 世界的な長距離レースの権威の凋落によって、節目ごとにその存在意義を問い沙汰されてきた長距離GⅠですが、それでも長距離レース特有の魅力は残しつつここまで格を保ってきたものの……今年のメンバーの顔触れを見てしまうと、令和の時代のこのレースの立ち位置を象徴してしまっている感はなくはないですね。
 シャケトラの悲運があったとはいえ、GⅠ馬がただ1頭だけ、そういう小粒な構成でも出走が14頭に留まる、というのは、いよいよこのレースに対する関係者の熱意や執着が薄れてきているイメージでもあり、ここはそれを吹き飛ばすような熱戦、名レースが見たいところではあります。


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posted by clover at 20:49| Comment(8) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする