2019年01月07日

私的名馬列伝 第十五話 トレヴ

★はじめに

 一般的に欧州の競走馬は、強い馬であるほど早い時期に引退して繁殖入りしてしまう事が多いです。
 その為に、欧州競馬の中でも最大級のステータスを誇る凱旋門賞と言えど、まず連覇に挑戦する馬が少なく、実際に達成できた馬も指折り数えるほどしかいません。
 本稿の主役であるトレヴは、1978年のアレッジド以来実に36年ぶりに凱旋門賞の連覇を達成したのみならず、次のシーズンも現役に留まり、3連覇の偉業に堂々一番人気で挑んだ歴史的名牝でした。

 生涯通算成績は13戦9勝、2着1回3着1回4着2回となります。
 ほぼ大崩れする事はなかったにせよ、時折は脆さを見せていたこの稀代の名牝の実情を、そのレースぶりを振り返る事で詳らかにしていければ、と思います。


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posted by clover at 21:05| Comment(4) | 名馬列伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする