2017年03月23日

2017 大阪杯 プレビュー

**★はじめに**

 さて今週は、今年からGⅠに昇格した大阪杯が行われますね。
 春の中距離路線の大レースがない事を受けて創設され、春古馬三冠ロードとして新たに確立されたものの、現時点ではそのろせんを目指すと公言しているのは昨年の年度代表馬・キタサンブラックのみ。
 戦前からの懸念通り、他の前哨戦やドバイを使う陣営も多く、せっかくGⅠ昇格を果たしながらも登録段階でフルゲート割れ、その内ディーマジェスティは日経賞に使っているので最大でも14頭立て、と、その点はやや寂しさを感じさせます。

 ただ元々ここは強い馬のステップレースで、少頭数になりやすい舞台でもありましたし、今年は中々に豪華なメンバーは揃っています。
 GⅠの冠に相応しい熱戦が繰り広げられるのを、ワクワクしながら待ちたいところです。

**★レース傾向分析**

 昨年まではGⅡであり、ここが目標、メイチという馬も少なかったことから、傾向がそのまま鵜呑みに出来るかは難しいところですが、一応の基本的な考え方の礎として、さっくりと触れていきたいと思います。

 まずコース形態としては阪神の内回りコース、2000m戦になります。
 スタートしてすぐにゴール板前の坂が待ち構え、それを超えるとすぐに1~2コーナー、というレイアウトから、あまり前半からペースが上がっていくイメージは薄いコースになります。
 実際に過去10年、馬場差はあっても前傾バランスになったのがたった2回、絶対的な速度で前半1000m60秒を切ってきたのも2回だけで、基本的にはスローで入るレースになっています。

 向こう正面からじわっと引き上げられて、直線も350mあまりとやや短いので、後続は3~4コーナーではエンジンをふかして進出してきます。
 なので形としては速い脚が分散されてのロンスパ的な展開になることは多いですが、前半のペース次第では後半の勝負所で二段目の加速、かなりの切れ味と持続力を問われる事になります。
 まとめると、前半ある程度流れれば後半はロンスパ高速持久戦、スローからだと二段階加速持続力戦が、特に上級条件では高い確率で起こるコース、と見ていいのではないでしょうか。

 今年はまず、馬場的には昨日までの感じを見てもまだ高速状態は保っていますし、週中の雨があっても一気に悪化する事は考えづらいです。
 かつ今年はマルターズアポジー、ロードヴァンドール、キタサンブラックというテンに速い逃げ候補が揃っています。
 アポジーは前走でハイペース逃げに開眼して、今回もそれを踏襲してくる可能性は充分あり得ますし、キタサンも去年はテン乗りでスローに落とし過ぎ、ラストの持続力でやや見劣るという結果、その後のレースぶりを踏まえても、前哨戦とはいえ極端に遅くしてくる可能性は低いでしょう。
 
 なので今年は、GⅠ昇格年度という事もありますしある程度タフな流れ、アポジー次第では前半58秒台後半、キタサンの位置でも60秒を切ってくるくらいのペースを想定しておきたいですね。
 その上で今の馬場ならレコード、とまではいかなくても、1分58秒台前半から半ばには入ってくるメンバーだと思いますので、後半でも極端ではないにせよ直線入り口辺りで11秒前半の切れ味を求められることになるかな、と考えます。
 ある程度ついていくならそれなりの追走力は必要ですし、後ろから押し上げていくなら良質な持続力と切れ味、パワーも兼備した馬が望ましい、という見立てになるでしょうか。

**★有力馬所感**

・キタサンブラック

 常に王道路線をひた走りながら、ほぼ崩れるところのない万能馬、既に王者の貫禄は充分に纏って、今年も春の仁川を始動戦に選びました。
 現状の能力分析的に見ると、ベストの距離は2400m前後かな、とは思いますが、非常に好走スポットの広い馬なので、当然ここでも軸馬としての信頼度は抜群、この馬を負かしうるとしたら、という観点で予想を組み立てるべきでしょう。

 今回は逃げ候補が他にもいて、ある程度それについていく形になるかなと思いますが、昨年の宝塚記念でハイペース適正は証明済みですし、自身もはっきりスローからの持続力戦よりは、全体のスピードを生かしての持久力勝負、仕掛けどころを遅らせての出し抜きがより強力な武器になってきますので、そういう形になるようにレースを支配したいところです。
 前にいるであろうアポジーも軽視は出来ないのですが、ペース判断には長けた武Jだけに、この馬自身で59,5-59,0くらいの絶妙なバランスで入ってくれるかな、と思いますし、前哨戦仕様でもまず勝ち負けになるでしょう。

・マカヒキ

 昨年秋の凱旋門賞惨敗からリズムの狂った、タレント豊富な強い世代のダービー馬・マカヒキが、捲土重来を胸に現状のべスト距離だろう2000mで復権を目指します。
 前走京都記念は、かなりのタフな馬場で持ち前の切れ味が発揮できなかった印象ですので、まずは良馬場、高速馬場を期待したい、ということにはなります。

 その上で、今回のレースにおいてのこの馬の立ち回りのポイントは、どのポジションで競馬をするか、という点になります。
 秋の凱旋門賞や前走を見ても、春シーズンに見せていた出足の鈍さは比較的解消されていて、今回のメンバー構成ならその気になれば中団から前を確保する事も不可能ではないと思います。
 当面の最強のライバルが、前でレースを支配するキタサンという点を鑑みても、ダービー馬の沽券にかけて負かしに行かねばならない、と考えてそれを射程に入れる位置でレースをしてくる蓋然性はそれなりに高いでしょう。

 ただ結局のところ、この馬は良馬場でも前半あまり無理が効かないタイプではないか、という懸念はあります。
 ハイペース展開だった皐月賞でも自身の通過は60秒前後、ダービーはよりスローの展開の中で、持ち前の切れ味と持続力を遺憾なく発揮したという経緯を冷静に見ていくと、レース全体がスロー気味に落ち着けばいいですが、それなりに流れる中で早め早めに押し上げていく形で良さが出るか、は頭の片隅に入れておきたいところです。

 無論良馬場、距離短縮はプラスに働くと思いますし、コーナー加速自体はそこまで上手い印象でもないですが、脚を溜められればそれを補ってあ余りある瞬発力の質と持続力を備えているので、それが十全に発揮されればキタサンを差し切れるだけの絵図は作れる馬です。
 だから切り捨ては勿論出来ないですし、ただ枠の並びや馬場など細かい部分を勘案しながら、どのくらいの印を打つべきかはギリギリまで悩みたい一頭になりますね。個人的には、今回はあまり前に行かず後ろで自分のリズムを守ったほうが好走確率は上がってくると考えています。

・サトノクラウン

 昨年末の香港ヴァーズで、マジック炸裂の恩恵もあったとはいえ強敵ハイランドリールを撃破、年明け初戦の京都記念も馬場を味方にマカヒキを撃破して連覇達成と、ここにきてようやく本格化、軌道に乗った感のあるサトノクラウンが、余勢を駆って大阪杯初代王者の地位を虎視眈々と狙ってきました。

 今の充実度は確かに認めるところなのですが、適性判定の面からみると、今回の条件は決してプラスには転じない、と考えています。
 以前にも折々に触れていますが、この馬は前半無理をすると後半の持久力がかなり削がれてしまう、総合的なスピード色が薄い馬です。
 状態は悪かったにしても、全く勝負にならなかった二回の秋天、重い馬場でもハイペースで流れて持ち味が殺された宝塚記念、無敗で挑んだ皐月賞にしても、要所で外々をぶん回す不利があったとはいえあそこまで負けるのは、突き詰めれば追走力不足、スピード不足が根幹にあったと感じています。

 なので、ここで1,58,5前後の時計勝負になった時に、前目につければ追走力不足で足りない、後ろからでも瞬発力の質と持続力で足りない、となる可能性がかなり高いのではないかと見ています。
 まして強気なデムーロJで、先行策で結果を残していますから、ここでもある程度は前目を意識したレースプランを組み立ててくるでしょう。そうなると尚更に追走で苦しむと感じますし、この条件に関しては、むしろデムーロJだからこそ消せるパターンなのではないかと、怖さはあれ現状は印を回す気はない一頭です。

 というより、この条件でネオリアリズムのほうに乗っていたら相当に怖かったんですけどね。
 馬場や距離を考えても、この馬はドバイシーマなら勝ち負けだったろうになぁ、と思うのですが、まあそこは素人考え、馬に関するプロが選んできたローテーションなので、ここで今までの弱点を克服し更なるステージに上がっていけるか、その意味では試金石的な一戦にもなると見立てています。

・アンビシャス

 去年はスローペースの中、外からじわっと押し上げて番手マークという奇策でキタサンを撃破したアンビシャスが、春の大目標としてここを選んできました。
 前哨戦の中山記念は、前半超スローから、後半1000m57,5という高速ロンスパ戦の流れの中で、位置取りの差でどうしようもなかった結果ではあり、あまり悲観する内容でもなく、能力落ち自体はないと見ていいと思います。

 元々スローの流れを質の高さや持続力の高さで問答無用に捻じ伏せるタイプではなく、本質的には総合力で勝負したい馬になります。
 古い話ですがラジオニッケイ賞あたりでは、淡々とした速い流れに乗って、後半一切ラップを落とさない強烈な持久力を見せていて、トップギアまで引きあげてしまうとあまり持続しないながら、11,5くらいのラップを長く踏み続ける能力に関しては相当のものを持っています。

 基本ここまでの戦績的に、GⅠではちょっと足りない典型的な馬になりかかっていますが、レース全体が平均的に流れていく中で、スタートが上手い福永Jでスッと中団くらいを確保できれば、ここはかなり面白い条件になってくるのではと、今のところ印は必ず回すつもりでいる馬です。

・ヤマカツエース

 年末と年明けの金鯱賞を変則連覇して意気揚々とGⅠの舞台に登壇するヤマカツエースは、馬体も増やして筋骨隆々、正にキンカメ産駒らしい充実期、絶頂期に入ってきたのかな、と感じさせます。
 好不調の波が激し過ぎるので、今に至っても適性が綺麗に見極められない厄介なタイプになりますが、時計の出る良馬場、という条件で考えた時に、この馬はどちらかと言えばスローからの後半持続力勝負でいいものを見せてきています。

 昨年の鳴尾記念があまり良くなく、綺麗な平均ペースで中盤も緩まない流れの中、外から勝負に行ったとはいえ直線の反応は乏しく、あのイメージからするとあまり流れを追い掛けない方がいいのかな、とも感じます。
 一方で重い馬場でなら前傾ラップでの消耗戦でも結果を出しているので、絶対的な速度としての追走力に壁のあるタイプ、という判断を今のところ下しています。

 なので今回想定される展開の中では、ある程度前半はゆっくり構えての後半勝負、という形が好走の為のファクターになってくるかな、とは思います。
 ただこの馬は持続力は高いですが、一瞬の質はさほどでもないので、あまり下げ過ぎると前に取りつく、追いつく地点がない競馬にもなりかねず、そのあたりのバランスの取り方が難しい一頭になるでしょう。

 雨が降って重くなれば、サトノともどもプラス条件に転じると思いますし、良馬場ならロスなく運べる内枠が欲しいな、と思う馬ですね。

・ステファノス

 この馬も後半の持続力が最大の武器なので、全体で流れるレースだと離され過ぎて届かない、といって前目を狙うと甘くなるという難しさがあります。
 去年の鳴尾記念も、いつもの前哨戦仕様とはいえ平均ペースでインを上手く立ち回ってもサトノノブレスに見劣るレベルですし、叩き二戦目の上昇はあれ、ここで勝ち負けまで持ち込むにはかなり展開利が欲しいですね。前がやりあって仕掛け自体が速くなるとか、この馬のエンジンを早めに全開にしていける条件になれば、とは思いますが、同型馬もかなり強いので評価に悩む一頭です。

・ミッキーロケット

 この馬は昨秋からの躍進を総括的に見ると、距離が伸びて持久力を強めに問われる条件で安定してきた、という考え方は出来ると思います。
 本格化前の夏の北海道戦でも、2000mでスローなら勝ち切れる、けど全体に流れると甘くなるところは見せていて、正直個人的にはこの距離短縮がプラスに働くとは思っていません。
 日経賞のシャケトラが強かったのでこの馬も、と票は流れそうですが、あれも持久力特化の舞台で適性を強めてきた感は強いですし、戦うべき土俵が違う、と見做したいですね。

 前走でも大きく出遅れたようにポジショニングの不安も解消はされていませんし、ある程度馬場が渋ってこない限りは印を回さないつもりの馬です。
 勿論4歳の成長力は侮れませんし、ここで適性の幅を広げてきたら天晴れ、という話ですが、ここまでの足跡を見る限りでは、2000mのスピード勝負では足りないと思います。

・マルターズアポジー

 有馬記念こそ高い家賃を払う羽目になったものの、その前後では常に逃げて後続をコーナーで出し抜き振り切る強い競馬を見せているマルターズアポジー。
 特に前走は圧巻で、それまでは平均かややスローに支配して、後半の持続力をワイドに引き出す展開を作り出していくのが勝ちパターンだっただけに、あんな一貫したスピード特化、消耗戦に持ち込んで強いとはと驚かされました。

 ロードヴァンドールもそうですが、今までにない適性の舞台で好走してきた時は成長が見込めると思えますし(金鯱賞で無印にした上では後出しもいいところですが)、ここでもキタサンが後ろのライバルを牽制する意味で前に楽をさせてくれたら、意外としぶとい粘り込みがあっても不思議ではないと感じます。

 適性的にもハイペースに振れにくい阪神2000mは悪くないと思います。
 前走ほど飛ばさずとも前半59秒ちょいくらいで、3コーナーからじわっと引き上げていく強気のレースメイクが出来れば、キタサンを慌てさせられると思いますし、上位馬の大半に追走力面で不安がある条件ですから、玉砕にはならないギリギリのライン、肉を切らせて骨を断つ的な戦法で挑んで欲しいですね。

**★思い出の大阪杯**

 これはもうダイワスカーレットに尽きるなぁと。
 古馬初戦にこの舞台を選び、牡馬に序盤からかなり厳しいマークを受けながらも、直線向いて強靭な粘り腰を見せ、着差は僅かながらどこまで走っても交わされない、と感じさせる圧巻の強さでした。
 ペース的にも59,1-59,6と、今年GⅠであるならこのくらいにはなって欲しい、っていう、他とは一線を画した素晴らしいラップを刻んでいて、かつラストの3Fも11,5-11,6-11,7、坂地点での減速がほとんどない、底力を証明する勝ち方です。

 今年のキタサンならこういうレースは可能だと思いますし、その他馬を篩にかけてつぶしていくような流れの中で台頭してくる馬がいるか、やはりこういう迫力ある展開にはなってくれればいいですよね。
 ダスカ自身はこのシーズンは怪我がちで、大のファンとしてはもどかしいものでしたが、このレースを走った時点では絶対王者の誕生すら感じさせてときめいたものです。
 無事是名馬、というのはその通りですし、今年の面々もここをステップに、怪我なく大レースに挑み続けていって欲しいものですね。
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2017年03月18日

2017 高松宮記念・マーチS レース回顧

**★高松宮記念**

 春の足音が遠ざかる寒の戻り、三寒四温を地で行く氷雨の舞う中、青雲を象らんと馬場中央を一閃に切り裂いたセイウンコウセイが、勢いそのままに嬉しい初重賞制覇をGⅠで飾りました。レースを振り返っていきましょう。

 まず馬場ですが、予想以上に重くなってしまったなぁ、という印象ですね。ただ朝の時点からもう悪化していて、そこから極端に悪くなり続けるという変遷ではなかったので、午前中の時点でしっかり予想を組み直す猶予はあった条件だと思います。まあお仕事中の私には出来ない相談なのですが…………。
 基本的に内外の差はそこまでなく、全体的に湿っている馬場で、しっかりグリットの適性があるパワータイプの馬が上位に来ていると思いますし、先行勢が直線で外に持ち出した分だけインがガラッと空いて、その間隙を突いた馬も多いので、純粋な力差も踏まえつつ立ち回りが噛み合ったかどうかはしっかり判断したいところです。

 展開は、今日もシュウジが抜群のスタートから制御しきれない感じでハナを取りに行き、その内からラインスピリットとセイウンコウセイもかなり速くて、結果的にラインが逃げる形、シュウジが番手外でセイウンがその後ろになります。
 外枠勢もトウショウピストあたりはかなり押していきますが完全にはポジションを取り切れず外々、ワンスも早めの競馬で、ソルヴェイグはそれを見る形で先団、インから早々にレッドファルクスも押し上げてきました。
 ドンキとフィエロは後方インでじっと待機、メラグラーナも後方外目から進出の機を窺うという隊列になりました。

 ラップは33,8(11,27)-34,9(11,63)=1,08,7(11,45)という推移になりました。
 それなりに前半が流れて高い追走力は問われましたし、かつコーナーの推移が11,2-11,4-11,3とほとんど緩まず、ラストは12,2と大きく消耗する形になっています。
 誤差はありますが基本的にはパワー兼用のスプリント力が強く問われたと思いますし、かつコーナーで外々だとラップ的にもより苦しかった形で、セイウンコウセイ以外の上位馬はほぼ例外なくインベタに近いコース取りをしているので、枠順とコース判断も明暗を大きく分けたかな、とは感じますね。

 勝ったセイウンコウセイは素直に強かったですね。
 斤量2kg増に前傾のペースになった時の追走力など、色々考えた結果迷ったけど切ってしまいましたが、ここまで馬場が悪化すれば3走前の走りからも当然上昇して然るべき馬でした。
 ただ前日予想の上、基本的にソルヴェイグが耐えられるラインのちょい重い良馬場、くらいで思い入れ込みで決め打ってしまっていたので、これは申し訳ないですが自分的には仕方ない形です。

 けれど馬自身の充実も間違いなく素晴らしく、今日は1秒もの前傾ペースで、基本先行勢が総崩れの中一頭だけ4コーナーでどこを通るか選べるほどの余裕綽々ぶりには驚きましたし、その時点でやられたなー、と。
 直線も馬場の真ん中を通って手応えそのままにしっかりと抜け出し、ラストも自身のラップでしっかり粘り込んだ形ですし、ある程度前の馬に付き合って外を回してこれですから、今日の馬場コンディションの中では図抜けてこの馬が強かった、と見ていいでしょう。

 今日も見せたようにスタートセンスは抜群で、非常に器用さもありつつ馬力も備えているので、今後の活躍が楽しみですね。後は純粋に高速馬場での時計勝負になった時にどうか、課題はそれくらいになってくると思います。

 2着のレッツゴードンキは、好調を取り戻してきた岩田Jらしいイン差し決め打ちが綺麗に嵌りましたね。
 思ったよりも前半ついていけずにあれれ、でしたが、コーナーで多くの馬が外に行く中で、ロスを抑えつつ前に上手く取り付けましたし、直線も迷わず一番内に潜り込む判断は、馬力のあるこの馬にとってはベターな選択だったと思います。
 前で粘り込む当面の相手のレッドファルクスは競り落としていますし、外から一頭違う競馬をされた形ですけど地力は見せました。この馬も純粋なスプリントだと総合スピード的に辛いかもですが、こういう条件になれば一気に浮上してきますね。

 3着レッドファルクスは、え?昨日に引き続きイン決め打ちなの?とちょっと驚きましたね。
 とはいえ枠なりと言えばそうですし、出足自体も以前よりかなり良くて、直線でも序盤はしっかり伸びてきています。
 ただラストはかなり甘くなってしまってドンキに差し込まれましたし、この馬場だと持ち前の持続力が生きないのか、それとも自身34,4-34,6の前傾ラップでは追走力で辛かったのか、或いは遠征明けで状態に問題があったか、そのあたりは判断が難しいところです。

 ある意味その全てが複合的に作用して、という感じでもありますし、競馬の幅を広げてきた、という観点では悲観すべき負けではないでしょう。
 本質的には後半型のスプリンターですし、もっと距離が伸びてもやれる馬だとは思っていますので、個人的には京王杯から安田記念を使ってみて、そこでゆったり入ってどこまで持続力を引き出せるか試して欲しいですね。

 4着ティーハーフにはビックリですが、確か去年もイン差し決め打ちで結構惜しいところまで来ていましたし、時計がかかって浮上してきた、と見做していいでしょう。
 かなり条件が嵌り切っての結果ですので、次に鵜呑みには出来ないとは思いますが、久々に意気軒高なシーンを演出できましたし、復活のきっかけにして欲しいですね。サマースプリント辺りで楽しみにしたいです。

 5着フィエロはまぁ、やはり位置取りはこの馬場でもああなってしまうし、直線の進路取りもスムーズな中でこれですから、純粋に力自体も落としているし、スプリント戦にも高い適性はなかった、と見ていいと思います。
 結果的に極端にスプリント色の強い競馬はしていないですから、ここから安田を狙って、今回が刺激になってある程度ポジションを取ってくれば怖さはあるかもしれませんね。

 ソルヴェイグはまぁ、やっぱり渋ったらダメな馬なんだなぁ、とは再認識ですね。
 スタートからフワフワと進んでいかない感じでもありましたし、本来はもっとダッシュが効く馬なのでそのあたりの位置取りの差も影響したでしょう。ただ前傾戦は望むところ、の中で、直線で一瞬もいいところを見せられなかったので、この条件では完敗、ですね。
 この馬は流石にマイルまでいくと長い気もするので、素直に夏のサマースプリントに絞って再浮上を目指して欲しいところです。

 メラグラーナも、コーナーで外々という一番厳しい競馬の流れに嵌ってしまったのはあれ、持ち前の切れ味を全く引き出せなかったですね。
 やはりこの馬の切れ味は良馬場でこそ、という事でしょうし、ここはある程度度外視していいレースになると思います。

**★マーチS**

 こちらは逆に、予想よりは雨が降らなかったなぁ、というところでの稍重馬場、時計自体は多少軽くなったかな、程度の差でしたね。
 展開はショウナンアポロンが激しく出遅れ、インカンテーションは好スタートからハナを狙うも、外から一気にコクスイセン、アスカノロマンが進出してきてこの二頭が逃げ番手、インカンテーションは二列目ポケットでの競馬になります。
 意外だったのがその外目に早々とディアデルレイが押し上げてきたことで、個人的にはこの位置がロンドンタウンかな、と思っていたのですが、結果的にロンドンがその半馬身後ろの外目、リーゼントロックが真ん中に入って、メイショウスミトモとマイネルクロップは中団、という隊列になりました。

 ラップは36,6(12,2)-36,8(12,27)-38,6(12,87)=1,52,0(12,44)という推移になりました。
 馬場が軽くはなり切っていない中でのかなりの前傾ラップ、消耗戦になっていて、後半のラップ推移は12,7-12,3-12,5-13,8という数字です。
 かつ、二番手以降の馬がこの残り800mからの12,7のところで一気に取りついているので、実質的にはこの地点で12,2くらいの脚は使っていて、息が入らず追走力も問われる中でのロンスパ、徹底的な持久力戦になっていて、その証左がラストの13,8という落ち込みに現れています。
 全体のペースからも、勝負所の3~4コーナーで内外の差はかなり大きかったと思いますし、立ち回りと仕掛けどころの差が結果に反映したレースだったと思います。

 勝ったインカンテーションは、うんまぁ順調ならこのくらいは走れる馬ですよね、というのは素直に思います。
 こういう前傾のタフなレースにも強いですし、またポケットにいたことで外からアスカが早めに進出していく中で仕掛けをワンテンポ待てた、かつ最内でコーナーでのロスが全くなかったことが、全馬消耗している中での最後の粘り脚につながったと感じます。
 もう七歳ではありますが、レース数を使っていない馬なのでまだ一花咲かせられると思いますし、より高いステージに戻っていって欲しい馬ですね。

 2着のディアデルレイは、かなり強気の競馬をした中で極端な消耗戦でポジショニングが最後にものを言った形かな、と思います。
 前走を見ても、この枠から一気にあそこまで取り付けるとはちょっと思っていなかったですし、結果的にロンドンを一枚外に追いやった事で、コーナーのロスが大きく響く展開を最小限のロスで留めたファインプレーになったと感じましたし、このクラスでも戦える目途を立ててきたな、と感じます。
 本質的にはもう少し軽い馬場での総合力が一番の武器になるタイプだと思いますので、府中や京都なら狙いを上げていってもいいのではないか、と頭に置いておきたいですね。

 3着アルタイルは、うーん、この馬がここでこういう競馬が出来るとは…………という感じですね。
 予想的にはちょっと外連を張り過ぎた格好ですが、ディアデルレイは少なくとも取り上げるかかなり迷って消した、そしてこの馬より人気ない馬を選んでる中で、この馬だけは全く視界に入らなかったので素直にごめんなさい、です。
 基本的に追走力はあるけれど、バランス的に消耗戦では脆い馬、という判断でしたが、ここまで消耗し切ると逆に立ち回りでフォロー出来るレベルだったのかな、と思いますし、実際3~4コーナーは内目を通しつつ、直線入り口でロンドンの外に出してブレーキ踏まずに進出するそつのない動きが出来ていました。
 やはりインカンもそうですけど、コーナーで無理をしなかった馬が最後にちょっとだけ余力を残していた、というレースなのだと思います。

 4着ロンドンタウンはうーん、この展開なら差し込んで欲しかった、とは思いますが、ちょっと地力の期待値を高く見積もり過ぎましたね。
 ポジショニングの部分でディアデルレイに前に入られて、道中から終始外々、4コーナーでも4頭分くらい外を回されたのは苦しかったですし、斤量的にも甘くなかったですが、ここまでラスト消耗しているならなんとか差し切って欲しかったなぁ、と。
 でも直線入り口の反応も悪かったですし、ジリジリジリジリ詰めてはきていましたが、ここで問答無用で押し切れるほど持久力に秀でてはいなかった、と冷静に見做すべきでしょうね。

 5着アスカノロマンは、まあ強い競馬ですけど流石に強気すぎましたね。
 3コーナーから一気に進出してロンスパに持ち込んでいますし、その分だけラストはガタッと止まる形で、状態的にもまだ万全ではないのかな、とは思わせますが、もう少しじわっと行ければ結果は違ったかもしれません。
 ただこの2頭は、本来名古屋大賞典に出る予定が、出走馬選定の枠ではじかれて急遽こちらに、となり、鞍上も完全なテン乗りになってしまった不運もあるでしょう。アスカは特に、ムラ駆けですが嵌ればGⅠクラスの力はある馬なので、条件と状態をしっかり見極めていきたいですね。
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2017 毎日杯・日経賞 レース回顧

**★毎日杯**

 このレースを語る前に、今日飛び込んできた最大のニュースは、ファンディーナの皐月賞挑戦表明でしょう。
 混沌とした牡馬クラシック路線を一刀両断すべくの、追加登録料を払っての挑戦は本気度は高く感じます。
 短期間に輸送回数が増える部分に一抹の不安はあれ、私としてはこれはレース当初から期待していた展開なので嬉しく思いますし、一層に皐月賞が楽しみになりました。

 ともあれ、そんな皐月賞に向けての最終切符をかけた毎日杯は、アルアインが早め抜け出しから一杯に粘り切って、僚馬サトノアーサーの猛追を振り切り重賞制覇を成し遂げました。詳しく見ていきましょう。

 馬場自体はやはりまだ高速傾向は強く、相変わらずスローのレースが多いですが500万下のキロハナが1,47,7で上がり33,2、まず切れ味がしっかり生きる馬場ではあったと思います。
 展開はテイエムヒッタマゲが注文通り出していき、そのすぐ後ろにクリアザトラック、そして一歩目はやや立ち遅れたアルアインがすぐさまリカバーとして、その内から番手を取っていきます。

 このあたり、昨日は展開読みは楽だねー、とか胡坐をかいていた大馬鹿がいましたが、なんとも難しいものです。
 とはいえ、結果から見てもトラストやガンサリュートは、スローの流れに乗るだけならまだしも位置取りがああなるってのは、正直ちょっと消極的に過ぎる騎乗には思えてしまいますね。
 ともあれ、四番手にプラチナムバレット、その後ろにトラストとガンサリュートがじっくり構えて、キセキとサトノアーサーはもっと後ろから末脚に懸ける競馬を選択しました。

 ラップ推移は35,2(11,73)-36,9(12,3)-34,4(11,43)=1,46,5(11,83)となっています。
 前半はヒッタマゲが離していましたし、実質的にはかなりスロー気味で、番手にいたクリアとアルアインで1000m通過が1,00,5くらいに見えました。
 ただ中間5F目のの12,7のところで、緩みに付き合わずフラットにクリアが押し上げていって、アルアインもそれに付き合う形にはなっているので、二番手以降はスローロンスパに近い流れで、そこから後半もう一段上げて、ある程度の瞬発力の質と高い持続力を問われた、というイメージでいいと思いますね。

 勝ったアルアインは、未知数の部分が予想以上に大きかったな、という感じです。抜群、とはいいませんが、このスロー気味の流れの中で、自身の後半5Fを57,5くらいでまとめてきていると思いますし、コーナー地点が11,1と最速なので、かなり高い持続力を問われましたが、切れでも負けることなく、かつ最後までしぶとく粘り通してきましたね。
 マイルを使ってきた分のポジショニングの良さもありますし、この馬としては追走力の面ではこのペースなら余裕、きっちり自分の脚を引き出しきれる展開でしたから、この結果はストレートに実力と見立てていいと感じます。
 競馬の質的に皐月賞の舞台には結構合いそうなレースをしてきましたし、出てくれば充分勝負に加わってこられる1頭になると思います。

 2着のサトノアーサーは、まあ今のところはこれしかないよね、という後ろからズドン、の競馬で、それでも勝ち切れるかと思ったのですが、私の予想以上にアルアインが強かった、と見ていいとは思います。
 この馬自身も61,5くらいの通過で、後半45,0くらいで駆けているので一応追走面で上積み、その上で削がれない持続力と一定の切れ味は見せてきたとは思います。
 ただ質に関しては、よりスローだったシクラメン賞よりは落としていると思いますし、自身の後半4Fは11,7-11,0-10,8-11,5くらいに見えましたので、持続力でも化け物クラスではやはりない、という見立てにはなりますね。

 まだ走りのフォーム自体も少しバラつきがあるように思えますし、ダービー向きの競馬はしていると思いますので、皐月はパスしてじっくり成長を期待するべきかな、とは思います。皐月だと流石にもっとペースが上がって、それでリズムを崩す方が今のこの馬には危うい要素だと感じますしね。 

 3着キセキは、確かに阪神適正はあると思っていましたけれど、上手くインを捌いたとはいえこの相手でここまで肉薄できるのはちょっと驚きはありました。
 前半無理せず入って一瞬の切れ味と持続力を押し上げてきましたし、この馬もダービー路線で少し面白さは出てきましたが、でもサトノアーサーには通ったコース踏まえても完敗ですし、もう一段上げてこないと厳しいですね。実質まだ500万下の馬でもありますし、次の選択が難しいところです。

 4着プラチナムバレットは、まあ確かにクリアより上には来たけれど、純粋に能力の差を甘く見過ぎていたかな、という感じでしたね。
 直線向いて一瞬反応はありましたけど、明らかに持続力では見劣ってしまいましたし、また自己条件からしっかり積み上げていって欲しいところです。

 トラストガンサリュートはまぁ、あの位置じゃそりゃそうだよ、という競馬に尽きると思います。
 トラストなんかは特に、追走力を淡々と問われる競馬で面白いと思っていて、皐月賞は合いそうなんですけどね。あまり消極的だと持ち味が生きませんし、流石に勿体ない競馬だったと思います…………というよりは、使うレース選び自体があんまり良くない気はしました。
 2頭ともに自分の形に入ってくれば地力は確かなので、しっかりどこかで巻き返して欲しいものです。

**★日経賞**

 例年になく頭数が揃い、新旧勢力入り交えての一戦は、上がり馬シャケトラが大外から強烈な持久力を見せつけて、見事大海へ泳ぎ出すこととなりました。レースを振り返ってみましょう。

 馬場はまだ特に変わりなく標準的で、それなりにパワーを要する、というのには変わりなかったと思います。
 展開は、まずジュンヴァルカンが大きく出遅れ、ヤマカツもあまりダッシュが良くなかったですが、外から好スタートを決めたアドマイヤデウスとミライヘノツバサがヤマカツを待つ形で隊列が形成されていきます。
 綺麗なスタートのゴールドアクターはそのすぐ後ろの内寄りと絶好のポジションを確保、ツクバアズマオーも積極的に入っていき、中団にナスノセイカンとレインボーライン、シャケトラ、ディーマジェスティは後方からゆったりと前を伺いつつのレースになります。

 ラップは3,5-3-3-3で取って、42,9(12,23)-37,6(12,53)-36,1(12,03)-36,2(12,07)=2,32,8(12,22)という推移になりました。
 中山2500mは、一周目のゴール板過ぎの1~2コーナーで緩むのが基本ですが、このレースに関してはここで極端に緩んでいません。
 というよりも、一旦12,9と息を入れたところからすぐに加速がはじまって、そこから12,5-12,2-12,0-11,9-11,8-11,8と、大きな波はないとはいえ、実質7F戦くらいの超ロンスパ戦になっていて、ラストは12,6とはっきり消耗しているように、極端なほどに持久力特化戦になっていると感じますね。
 ほぼレースの流れの中で加速や切れ味は問われていませんし、馬場も含めてかなり適性が問われたレースだと思います。

 そして勝ったシャケトラは、距離延長でより持久力が問われる競馬でここまで強いのか、と唖然とさせられましたね。
 基本的には前目でインを通した馬が上位に来ているレースですし、この息の入らない流れを外から長々と押し上げて、ラスト1Fまで一番いい脚を持続させてくるというのは、それこそゴールドシップ的な破天荒さ、えげつないスタミナ性能を持っていると見做していいでしょう。

 こうなってくると、ここまでのレースで足りなかったのは距離、という見立ても出来てきますし、今後は長距離路線に絞っていってもいいのではないか、と思います。
 春天だといきなり更に3kg増で、自分からレースを動かさない限り完全な持久力戦にはならないレースなので難しさもありますが、こういう馬で距離ロスは気にせず、しっかりノンブレーキで押し上げる競馬が出来る田辺J、というのは怖さを増してくるな、とは感じますね。

 2着のミライヘノツバサもこれもまた強い競馬でした。
 枠的にやや外々になるかな、と敬遠したのですが、中目の馬がこぞって出遅れたりで楽に番手を取れましたし、ヤマカツもそれなりに飛ばす意識がある中で、それをしっかりつついてスタミナが生きる展開に持ち込んだのは好騎乗だったと思います。
 ここまでくると中山適正の高さもありますし、他のコースでどうか、っていうのはまた悩ましいですけれど、こういう正攻法の競馬を続けて力をつけて、暮れの有馬記念に出てきて欲しいですね。

 3着アドマイヤデウスも、やっぱりGⅡまでなら走るんだなぁ、と。
 スタートも絶好でインに潜り込んだのは素晴らしい判断でしたし、その分アクターが先に仕掛けるところで待つことにはなりましたが、直線はしっかり間をこじ開けていい伸びでしたし、このレースの覇者の面目は保つ走りだったと思います。
 

 4着レインボーラインは、うーん悪くはない、んですけど、今日に限ってどうして向こう正面でインに潜り込んだのか、とは思います。
 勿論距離ロスの面では正着なのですが、この馬も外から出し切ってこそではあり、実際デウスの後ろ、四列目あたりだと入り口でかなり待たされる格好になってしまっています。
 その分だけ外から押し上げ勢いをつけた組に反応で見劣りましたし、ラストの減速地点ではしっかり伸びてるだけに勿体ない立ち回りになってしまったような印象は否めないですね。外目を押し上げて、シャケトラの一枚内でガチンコの持久力勝負に持ち込んでどうなったか、が見てみたかったです。

 5着ゴールドアクターは、まあ自分のスタイルでの競馬は出来ています。
 ただ元々ロンスパ戦よりは切れを伴う持続力戦の方が安定して強い馬ですし、有馬でも5Fロンスパには対応してきましたが、ここでほとんど息も入らずの7Fロンスパでは流石に適正外だった、と見ていいのではないでしょうか。
 これはこういう展開に持ち込んだミライヘノツバサを誉めるべきですし、負けるならこういうパターンと思っていつつも、そこまで強気のレースは組み立ててこないだろうと甘く考えた故のミスですね。反省材料ではありますが、でも中々ここまで完璧にスタミナ戦に出来るとは考えにくいですし、それは毎日杯を見ても、なので、仕方ない負け、とは見たいです。

 ただ年齢的にもゆっくり下降線にはなると思いますし、力関係の見極めは慎重にしていきたい馬ですね。

 6着ディーマジェスティは、クラシックホースとしては物足りない結果ではありますが、今日に関しては馬場も展開もかなり苦手な部類になってしまっていたと感じますし、調子そのものはある程度戻っている、と見做してもいいかもです。
 適性の高い高速馬場での持続力戦になれば巻き返しがあると思いますし、しっかり出走条件を見て取捨選択したい馬になりますね。
 
posted by clover at 04:07| Comment(0) | レース回顧・中央競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする